※避難所の話に追記しています。
少しずつ少しずつ、春の気配を感じられるような日が増えてきました。
みなさんお元気ですか?
河津桜がかわいらしい姿を見せ始めてくれています。
冬の間は無彩色の風景を見ていることが多く、加えてコロナやら地震やら。
そのせいかなんとなく気持ちが鬱々としてきますが、こうしてやわらかで温かな色彩に出会えると心が優しくほどけていくようです。

河津桜って成人式の娘さんみたいな可愛らしさ
…ただ、この日はとんでもない強風で、可憐な花びらが風に揺られ揺られて写真を撮るのにかなり苦戦しましたし、疲れました(笑)強風の時の散歩は危険です←当たり前
話は変わりますが、2月13日の福島県沖地震。
久しぶりの大きな揺れに驚かれ、不安な思いをした方もいたのではないでしょうか。
地震というのは生きている地球の自然現象。私たち人間が「くしゃみ」や「伸び」をするようなもの。
普段は特に意識をすることなく、生きた地球の上にのほほんと暮らしている私たちですが、突然「グラッ」と大きな揺れがきて、物が壊れたり、家が潰れたり。最悪の場合には大切な人の命が奪われたり。そこで初めて怖い思いや悲しい思いをします。
これらは何度も何度も繰り返されてきたこと。
でもこの恐怖や悲しみは、事前に備えや心構えをすることで軽減することができるのです。それが「防災」です。
私は昨年、静岡県の防災士を取得しました。資格を取得しただけでは何の力にもなれないため、毎週末セミナーを受講し、現在も知識を深めているところです。
勉強していて思うのは、防災問題の複雑さであり、未だ明確で画期的な解決策はないということ。
防災というと真っ先に思い浮かぶのは「地震」かもしれませんが、「風水害」「土砂災害」「火災」や、最近では「コロナなどの感染症対策」もある意味防災ですね。
それぞれの抱える課題への対応策をひとつひとつ丁寧に解決していくのには一朝一夕では難しく、時間がかかります。
あなたのお住まいの地域でも、防災については色々真剣に考えられているとは思うのですが、まだ途上。行政に期待しているとあなたや大切な方の命を守ることができないかもしれないのです。
もうすぐ東日本大震災から10年。
先日、被災地の方の声を聞くシンポジウムに参加しましたが、「復興なんてしていない。」とお話されていました。10年経ってもまだ、街並みも心の傷も修復されていないのです。
こんな悲しみや苦しみを繰り返していくことをなんとか止められないだろうか。
そういう思いで今、私は防災について学んでいます。
どうか皆さん、いま一度本気でご自分に合わせた防災について考えてみてください。
ご家庭に高齢の方がいらしたり、障害がある方だったりすると、災害が発生した際に簡単に避難はできないでしょう。ましてやこのコロナ禍。
『災害発生→避難→避難所生活』
これが必ずしも正しくはないと思うのです。そしてハッピーでもない。
では普段からどう備えていたら自宅で過ごせるのか、ぜひ考えてみていただきたいと願います。
もちろん私自身も、これからも考え取り組んでいきます。
※追記:この記事は、避難所へ避難することを否定しているわけではありません。もちろん推奨もしていません。
避難所へ行ったほうが良いケースもあります。孤立してしまう場合です。
避難所は、支援活動の拠点になるので、困っている声を挙げやすくなります。
在宅避難している場合、救援物資が届きにくい。体調悪化の際に他者に気づいてもらえないといった問題点があります。
これらもふまえて、自分は家族はどうするのがベストか考えてみてほしいと思います。

職場の庭に咲く河津桜
ピンクは心を癒してくれる色。
最近ちょっと心が疲れていると感じた時は、ピンクをイメージして深呼吸を数回してみてくださいね。
今日もあなたが笑顔でありますように。
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